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Posted by TI-DA

ありがとう ミルちゃん

2009年11月17日 17:20


2009/11/10から入院していたミルちゃんが11/15に病気で亡くなりました。
まだ6歳(人間の40歳)でした。

前の記事では病名はヘモバルトネラ症(猫伝染性貧血)ということでしたが、
さらに調べた結果、どうやら自己免疫性溶血性貧血も併発していた疑いがあるようでした。

ヘモバルトネラ症→https://www.iris-pet.com/nyan/jyui/27.html
自己免疫性溶血性貧血→http://www.sanyo-amc.jp/disease05.html

多頭飼いをしていると毎年のように誰かを見送っているわけですが、
家猫にしては短い一生だったので、手遅れになってしまったことが悔やまれます。
あまり活発な猫ではなく、いつも大人しく控えめだったミルちゃん。
手作り食は絶対食べない頑固で意固地なところもあったけど、
誰とも喧嘩せず、みんなと仲良くできるいい子でした。
1歳を過ぎても母猫のおっぱいをチュウチュウするほどの甘えん坊だったので、
数年前に一足先に天国に旅立ったママの元で
今頃思いっきりチュウチュウして幸せにしていることでしょうね。

犬も猫も、もうずいぶん多くの子を見送ってきた我が家。
ひとり死ぬたびに「こんな悲しい思いするならもう飼いたくないね」と母は言うのですが、
私としてはどんなに悲しい思いをしても、
恵まれない子がいるなら引き取ってあげたい気持ちのほうが大きいです。
とは言っても、もう限界なんですけどね汗

しかしこれだけの数の犬猫を見送っても、
いまだに我が家が経験したことのない病気で死んじゃう子もいて
本当に病気の恐ろしさを毎年目の当たりにします。
そんな恐ろしい病気になり、病気の苦しみから解放されて
今まさに天国に旅立とうとしている子に、
横っ面をひっぱたいてこの世にとどめようとするかのごとき延命治療には
毎回自分も悩むところです。
でもどんなにもう駄目だろうって思う状況でも
一縷の望みに賭けたいという気持ちもあり、
最後の決断はなかなかつきません。

今回は当日家に引き取って最後を看取ってやろうと思って病院に着いた矢先、
私の見ている前で息を引き取ったミルちゃんです。
悲しい結果だったけれど、ひとりで病院で旅立たせなくてよかったかな・・・とも思います。

ミルちゃん、きっと私を待っててくれたんだろうな。
最後まで気力を振り絞ってくれていたんだろうな。

昨日は市内のペット葬儀屋さんに行ってきました。
天国で安らかに、そして思いっきりママに甘えてください。
短い間だったけど、ミルちゃんとの日々は忘れません。
ありがとう。


あしあとピンクミルちゃんとの出会い。感動(?)のストーリーはこちら。
2009年02月02日『マルちゃんたちを拾った日のこと(1/2)
2009年02月03日『マルちゃんたちを拾った日のこと(2/2)
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Posted by りえぴゃん │Comments(8)ミル(♂ 享年6歳)

ミルちゃん、病名判明

2009年11月14日 17:20
2009/11/10以来、入院して闘病生活を送っているミルちゃん。
昨日お見舞いに行ったら、詳しい検査の結果、先生の当初の予想どおり
ヘモバルトネラ症
と判明。
通称、猫伝染性貧血とも呼ばれる病気です。

ヘモバルトネラ・フェリスという細菌よりは小さくウィルスよりは大きい物が
血液中の赤血球を破壊していくのだとか。
猫自身には赤血球を新たに再生する力はあるのですが、
如何せん、破壊される数のほうが圧倒的に多く、
貧血になってしまうという病気らしいです。
詳しくはこちら→https://www.iris-pet.com/nyan/jyui/27.html

重症化すると輸血が必要になったり、場合によっては死んでしまうこともあるそうで。
即入院となったミルちゃんは、緊急に輸血をしたほどだったので
かなりの重症といえるようです。



一昨日は熱もなく食欲が無い程度だったのですが、
昨日は相変わらず食欲は無い上、呼吸が荒く熱も少々高めになっていました。
かなり予断を許さない状況です。



画像ではよくわからないかもしれないけど、
ミルちゃん!という私の呼びかけに対し、
力を振り絞ってニャアと返事をしてくれているところ。

呼吸も荒く、横になっているのが精一杯のところ
なんとか頑張って返事をしてくれました。
ミルちゃん、きついのにアリガトウね。

飼い主の私こそが希望を持って前を見据えないといけないところなのでしょうが、
永のお別れが近づいている予感がします。
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Posted by りえぴゃん │Comments(2)ミル(♂ 享年6歳)

ミルちゃん入院

2009年11月11日 17:20


ウチのだんご3兄弟パート2の真ん中、ミルちゃん(♂ 6歳 人間の40歳)。

私がどんなに心を込めて作った手作り食も
ミルちゃんにとってはただのクズ・・・タラ~

どんなにおなかがすいていても、手作り食には見向きもしないその態度には
むしろあっぱれとすら思える時もあります。
そんな手作り食大嫌いなミルちゃんは、ハンスト(ハンガーストライキ)で
意思を主張します。
あまりに意固地なミルちゃん、そりゃあ痩せるわ痩せるわ。
この子のために時々はドライフードも与えていたのですが、
それにしちゃ痩せ過ぎじゃ?と思った今日この頃。

この痩せ方は尋常じゃない・・・!
あばら骨や背骨が浮いてきているし、
ウエストがかなり細くなっている。
いくら手作り食が嫌いでも、ここまで痩せるのは半端じゃない。
抱っこした感触だと1キロは確実に痩せている感じ。
4キロ強の子が25%にあたる1キロも軽くなるってことは
50キロの人間が37.5キロになるってこと。
ひえぇぇぇ!

そんなわけで昨日は掛かりつけの病院に行ってきました。
3年ほど前に肝臓の値がちょっと悪いことがあったのですが、
ひょっとしてそれが悪化しているのかなぁと思い
内臓疾患ではないかと疑っていたのですが。
血液検査の結果は
極度の貧血。

抹消血のヘモグロビンの値が正常値のなんと1/4だとかで。
言わば貧血も貧血
ど貧血
だったのです。



貧血になった原因はまだわからないけれど、
緊急に輸血の必要があるとかで、即入院。
今夜は病院で飼っている猫さんから血を分けていただきます。
猫さんお願いしますね。

それにしてもまさかのど貧血だったとは・・・。
私は貧血とはほど遠い、むしろ血気盛んといいますか、
血が余ってしょうがないというほど熱い女なので
いまひとつ貧血というのがわかりません。
よく貧血で気を失ったりするシーンを映画やドラマで見るけど、
あれってなんなんでしょう?
ミルちゃんが気絶しているのは見たことないけれど、
猫にもあるのかなぁ。あるんだろうなぁ。
私の血でいいのならなんぼでも分けてあげたいほどです。

ヘモグロビンの他は大して問題となる数値はなかったので一安心ではあるけれど、
意外な結果に驚きです。
しばらく入院で心細い思いをしているだろうけれど
ちゃんと治していただいて美味しくご飯・・・もといドライフード(涙)を
食べれるようになってね。
ミルちゃん、がんばれ~!
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Posted by りえぴゃん │Comments(4)ミル(♂ 享年6歳)