りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #37

りえぴゃん

2010年11月23日 21:40

手足を縛る鎖は意外な形をして現れる。
少年よ。鎖をほどき引きちぎれ。
手繰り寄せ、敵の正体を暴け。
策略と恫喝。
それは欲望への手段。

スロウスの掘ったトンネルで謎の死を遂げた先遣隊。
生き残った兵士は半狂乱であった。
ウィンリィを人質にされたエドとアルは、キンブリーとともにスカー捜索に出発。
ウィンリィも同行した。
そしてセントラルでは、リザが新たなホムンクルスの存在に気づく。
すべてのホムンクルスが出揃ったエピソードです。


第37話 始まりの人造人間(ホムンクルス)のみどころ











北国仕様の機械鎧(オートメイル)に換装するため、ラッシュバレーからウィンリィがやって来た。
だがそれはブリッグズでエドに一働きさせるために、キンブリーが呼び出したからであった。
つまりウィンリィはエドにNOと言わせないための人質なのである。

キンブリーはエドに仕事を引き受けるのなら賢者の石を与えると言う。
仕事は3つ。
1つ目はスカーの捜索、2つ目はスカーと同行しているマルコーの捜索。
そして3つ目はこのブリッグズで血の紋を刻むこと。すなわち人々を殺め、憎悪と悲しみをこの地に築くこと。

エドはウィンリィにウィンリィ自身が人質であることと、これから己が国家錬金術師として大量殺人に手を染めかねないことを伝える。

自分の立場を理解したウィンリィは待つだけではなく、自分にも何かできないかと、エドとアルに同行するのだった。

一方、セントラル。

マスタングはアームストロング家に代々仕えし花屋のおばちゃんから、ブリッグズのオリヴィエの伝言を聞いていた。

オリヴィエよりもたらされた情報は、砦の現状と、それと
東方軍と手を組みたい、と。

大総統がホムンクルス、そしてそれを生み出した「お父様」と呼ばれる者。
国土を利用して何かを錬成するその目的。
これはいずれ中央司令部と一戦交える日が必ず来る。
そう感じたオリヴィエは、「専守防衛」に長けたブリッグス軍が組む相手は、屈強な兵を擁する「先手必勝」の東方軍と組むのが最善と考えた。
そのため、東方司令部司令官のグラマン中将と懇意であり、東方司令部で手腕を発揮してきたマスタングに白羽の矢を立てたのである。

そして、大総統付き補佐官となったリザ。
彼女は新たなホムンクルスの存在に気がついた。

セリム・ブラッドレイ。
あなたはいったい何者ですか。

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