ステルス・アズキ
▲ポインセチアの一種のテマリショウジョウボク
うちは庭が無いので
玄関やらベランダやら車庫前やら
ありとあらゆるスペースを使って
プランターで花木を育てています。
母が。
私くらいの歳にもなればほとんどの女性が
植物を育てるのに興味があるものなんですがねぇ。
私はそういうのあまり・・・。
でも母が丹精込めて育てている花々を見るのは好きなので
写真を撮っています。
今年の冬もちゃんとテマリショウジョウボクが咲いたなぁ
とカシャカシャとシャッターを切っていると
か、感じる。
背後に何者かの気配がする・・・
なんかいるっ!
こら!
目ェそらすな!
アズキちゃん!!(♀ 5歳 人間の36歳)。
てか、お前はスネークか!
なにそのステルスプレイ!
(私の好きなゲームだ。メタルギアソリッド最高)
通称『母のジャングル』と呼ばれるバルコニーで
かれこれ10分くらい写真を撮っていたのですが、
その間、息をひそめ、身じろぎもせず
ただひたすら私の背中に刺さるような鋭い視線を送る猫。
猫の視線ってけっこう鋭いですよね。
お風呂に入ってシャンプーで頭がしがししている時など
窓の向こうのボイラーからじーーっと見つめる双方の眼。
ギクッとして振り向くとそこにはいっつも猫がいます。
なんなんでしょ、あの視線。
まるで獲物を狙っているような虎視耽々とした目・・・。
ハッ!獲物!?
狙われてんの!?私たち人間!
おまえらひょっとして暗殺者!?
そう考えるとなんかいろいろ納得がいくものがある。
あんなことされたり、こんなことされたり、
痛かったし、ヒリヒリしたし、ジンジンもした。
血も見た。
破傷風予防の注射も打ったし、
包帯で手をぐるぐる巻きにされたこともあった。
そっかー。
命狙われてたんだ、私
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