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マルちゃんたちを拾った日のこと(2/2)

2009年02月03日 17:20
マルちゃんたちを拾った日のこと(2/2)

2009/02/02『マルちゃんたちを拾った日のこと(1/2)』の続き。

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前回のあらすじ。
会社の帰り道で野良猫ファミリーを見つけたりえぴゃんは、
隣にいたギャラリーの女性に声をかけた。
(あらすじ短っ!)
以下、りえぴゃんの回想シーン

私:あの、しばらくまだここにいます?

女性A:え?

私:この子達をウチに連れて帰りたいんですけど、
自宅が近いのでゲージを取りに帰りたいんです。
それでその間この子達を見てて欲しいなと。

女性A:ええ、しばらくの間だったらいいですよ。

私:ありがとうございます!車で来るので15分以内に戻ってきます。

自宅まで走って帰り、ゲージを車に放り込み、一目散でまた公園に戻りました。

私:お待たせしました!

女性A:いえいえ。子供も猫ちゃんを見たがっていましたから。

その方は30歳そこそこくらいののママさんで、
幼稚園児くらいのお子さんと一緒でした。

マルちゃんたちを拾った日のこと(2/2)

▲メルちゃん(♂ 撮影時推定3ヶ月 人間の5歳)。
3匹のうち、この子だけ白地が多い。
私の背中に乗って寝るのが大好きな子になりました。

さてチョロチョロ動き回る子猫たちをどうつかまえようかと思っていたら、

女性B:あの・・・

20代半ばくらいの女性に声をかけられました。

女性B:私も子猫をもらってもいいですか?協力しますよ。

私:いいんですか?おうちの方に相談しなくても平気?

女性B:大丈夫です。ウチも猫好きなんで。2匹もらっていきますよ。

私:ありがとう、助かります。じゃあ好きな子選んでくださいね。

女性B:えーと、どの子にしようかな。

そう言ってBさんは2匹を選び、抱っこしながら帰っていきました。
今思えばなぜその時、車でご自宅までお送りしなかったのかと思うのですが、
自宅が近いとか言ってたような。

女性A:良かったですね。じゃあ私もこのへんで。

Aさんもお子さんの手を引きながら帰って行きました。

私:さあ、お前達も帰りましょ。今日から新しいおうちで暮らすんだからね。
あ、その前に病院行って健康診断よ。

当時自宅のすぐ近くにあった掛かりつけの病院に行き、
母猫&子猫3匹をチェックしてもらいました。
とりあえずノミが多いことくらいで、いたって健康。
あとは母猫に十分な栄養を与えることだけでした。

そんなこんなで我が家の家族となった4匹です。

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マルちゃんたちを拾った日のこと(2/2)

▲マルちゃん(♂ 撮影時推定6ヶ月 人間の9歳)。
3匹の中で一番の甘えっ子。
隙さえあれば、すぐに私の背中に飛び乗る子です。(こいつも背中好き汗

それにしてもなんとう偶然と善意の輪でしょうか。
あの日たまたまフレックスを使って午後の3時に退社したこと。
いくつかある帰路ルートの中、公園ルートを選択したこと。
あの時間、猫たちのまわりにギャラリーがいたこと。
そのギャラリーにAさんとBさんがいたこと。
その日までオジサンが餌を与えていてくれたこと。
いろいろな偶然が重なり、善意が輪となって形作られたとしか言いようがありません。

今でもあの日のことを思うと、
彼女たちも猫も、みなさん元気で暮らしていらっしゃることを
願ってやみません。

もしどこかでこの記事を読んでくださり、
あら、これって私のことじゃないかしら
と、心当たりがあるのなら、
ぜひともその後のお話を伺いたいものです。

前の記事→2009年02月02日『マルちゃんたちを拾った日のこと(1/2)

よつばマナちゃんは2007年に、ミルちゃんは2009年にお星様になりました。

タグ :子猫

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Posted by りえぴゃん│Comments(4)マル・メル(♂ 8歳)
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この記事へのコメント
はいさい りえぴゃん!
いいお話だね~ 
皆こんないい人ばかりだといいのですが
ホント捨てる神ありゃ疲労・・・じゃなくて・・・^^;
拾う神ありです☆(アホ変換よぉ~ もぉ~^^)

んで このニャンコ達 今もみんな元気?

Bさんへ 私からもアリガトウ・・・
Aさんへ 優しいりえぴゃん見て子供さんの教育にも良かとでしょ!笑

みなさ~ん 動物すてたらあきまへんでぇ~
Posted by bluegreen at 2009年02月03日 18:20
素晴らしい!!
集まって見守ってる方々はやっぱり猫が好きなのですね!
なんとも温かいお話し(´;ω;)
捨ててしまうのは良くないことではありますが、ここに置かれてなかったらりえぴゃんさんやBさんとも会えなかったってことでしょ?
前向きに考えれば親子に出会わせてもらったことに感謝ですね!
Posted by もふもふ at 2009年02月03日 20:57
 すごい行動力だよりえぴゃんさん!!あなたは凄い!!
猫好きの鏡ですわ、そんなあなたがいてとても嬉しいです♪

 あの日あの場所にいて本当運命だったんでしょうね

 にゃん達が幸せでとても嬉しいわ ありがとうりえぴゃんさん(^^)
Posted by もとこもとこ at 2009年02月03日 22:12
>bgさん
ええ話じゃろ~(*^-^*)
あ、AさんとBさんにも感謝だけど、
それまでフードあげていたオジサンにも感謝だ。
書くの忘れてた・・・あとで書き足しておこう(^^;
今でもね、特にBさんにはお会いしたいんだよね。
Bさんちには生き別れの兄弟2匹がいるし。
こっちは母猫のマナちゃんは死んじゃったけど、
子供3匹は元気ですくすく育ってるよって
ぜひ伝えたい。
「Bさん WANTED」だ!(笑)

>もふさん
そうそう、おっしゃるとおり、
捨てられていたからこそ
出会えた幸運でもあるわけですよね。
あの日は何かに導かれたとしか言いようが無い!
けなげに必死で生きている親子に、
道行く人も何かを感じとったのでしょうねぇ。
世知辛い世の中で人間も動物も生き難いけど、
ほんのちょっとの行動が、
大きな結果として実を結んだような気がします。

>もとこさん
エヘヘ(照れ)。
食い物と動物に関しては
軽すぎるフットワークが自慢です(^^;
でも、もふさんともとこさんも同類っぽいよね(笑)
その日はあまりにトントン拍子に事が進み、
まさに絶妙のタイミングと配役でありました。
登場人物のどの人が欠けても
こういう結果にはならなかったんだろうなあと思います。
なんか神様の演出した舞台のようでありますね。
Posted by りえぴゃんりえぴゃん at 2009年02月03日 23:59
 
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