猫キャバ！

何十年も前とは違い、ペットを家族同様に遇し、
人間同様のお葬式や、果てはペット専用のお墓まで建てる人も多くなりました。
手厚いケアと愛情深く育てられたペットが死んだとき、
残された家族はしんみりと悲しみに浸っていられないこともあります。

それは
遺体をどう処置するか
です。

広い敷地のある方は庭の片隅に埋葬する方法もあるでしょうが、ほとんどの方はどこかの施設で火葬することになると思います。
現在は沖縄本島内でもペットの葬儀屋さんが何箇所かありますが、
体重が１～５Ｋｇの動物で最低10,000～15,000円かかります。

しかもこれは他のペット達との合同葬の場合で、
個別に火葬を頼む場合にはさらに２倍ほどの費用がかかります。
死んでしまった子が病気で入院していたケースも考えると、
ペットが死ぬにあたり、飼い主のお財布に大きく影響することもままあります。

果たして葬儀まで出してやれる余裕はあるのか？

いろいろやってあげたい気持ちはあっても、
飼い主も現実を生きていかねばなりません。
この問題はペットが死んだ直後に、飼い主に決断を迫られる最初の問題となります。

お財布に余裕がある場合はペット葬儀屋さんにどうぞ。
一方どうしても余裕が無い場合、最寄の保健所にお電話してください。
ペットの遺体を引き取ってもらえるようです。
その場合、保健所で処分される他の動物たちと一緒に火葬されることになるとは思いますが
あなたのペットはそんなことを気にはしません。
あなたとの楽しい思い出を胸に感謝しているはずです。
たとえ経済的な理由で納得のいくことができなかったにしても
彼らは何一つ恨むことなく、天命を全うし、煙となってあの世に旅立つだけです。
どうかそっと手を合わせてあの子たちの冥福を祈ってください。
それだけで十分です。

さて。
葬儀をするにしてもしないにしても、家でしばらく遺体を安置する場合、気になるのが腐敗です。
沖縄でもここ数日ようやっと涼しくなりましたが、それでも年がら年中暖かい土地です。
適当な大きさの箱（ダンボールなど）にタオルやおむつシートなどを敷き、その上に遺体を乗せます。
そして頭とおなかの部分２箇所にドライアイスを置いてください。

ドライアイスというものは人間の遺体安置にも使われるものなので、取り扱い業者は２４時間オープンしているものです。
私は那覇市内ではオカノというところを利用しています。場所はジミー那覇店の近く。

掛かりつけの動物病院が那覇新都心にあるので、
死んでしまった子を引き取ったあとは、オカノに立ち寄ってドライアイスを購入します。
先日死んだミルちゃん（体重３Ｋｇ）の場合、
ほぼ２４時間後の翌朝までは家で安置するつもりだったので
その旨を業者さんに伝えると２Ｋｇのドライアイスを２個分けてもらいました。
翌昼にドライアイスは気化して無くなったので、ちょうど良い量でした。
ちなみにドライアイス４Ｋｇで1,470円なり。

冬場はここまで気にしなくてもいいかもしれないけれど、
多頭飼いをしている我が家はオカノはたびたび利用させてもらっています。

さて、家での安置も済み、いよいよ葬儀。
次回は葬儀屋さんではどういうことが、どういう流れで行われるかを
書いてみたいと思います。

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株式会社オカノ
会社の情報はこちらでご確認ください。
http://w1.nirai.ne.jp/okano003/

ドライアイスの情報はこちら。
http://w1.nirai.ne.jp/okano003/02gas/2ka/2ka.htm

ドライアイスは二酸化炭素に高圧力をかけて固体化させたものです。
常温常圧下では気化するため、密閉容器などに入れると大変危険です。
ドライアイスを使用する部屋は、喚起をよくしてください。
素手で触ると凍傷の恐れがあります。