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ドロシーのおともだち

2010年03月31日 17:20
猫の話じゃありません。ゴメンナサイ!


ドロシーのおともだち

ごくたまにではあるが、Aという案件を調べている時、
まるで無関係なBという目から鱗の事実に出くわすことがある。
それは「なるほど!合点がいった!」ものであり、
トリビア的要素がかなり大きい。
ここで断っておきたいことは世間一般に対してのトリビアではなく、
あくまで自分的にということ。
つまり、他人にとってはどうでもいいようなことだ。

つい先日、ミュージカル映画『オズの魔法使』を観た。
なんとも可憐で清楚な天才子役、ジュディー・ガーランドの主演作である。
とは言っても戦前の映画なので、観たことのない人も多いだろう。
が、歴史に残る名作としておさえておきたい映画のひとつである。

観終わった後の私の常ではあるが、必ずその作品についての事柄を
Wikipediaで調べることにしている。
そこで私は驚愕の事実を知ることになる。

ドロシーのおともだち さて問題。
ゲイやレズビアンのシンボルカラーとなっているものは?
そう、今やすっかり定着した感のあるレインボーカラー。
沖縄県内でもレインボーカラーのステッカーを車に貼って、しっかり主張している人もだいぶ見かけるようになってきたものだ。
しかしこのレインボーカラーが、オズの魔法使の有名な主題曲
虹の彼方に(Over the Rainbow)
を由来にしているとはあまり知る人はいないのではないか。

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主人公のドロシー役をつとめたジュディー・ガーランドは
その清楚な見た目とは裏腹に、実にローティーンの頃から性に奔放で
映画に携わるほとんどの男性プロデューサーと関係があった。
特筆すべきはその対象が男性だけに限らず、
往々にして女性ともその関係を楽しんだことである。
いわゆるバイ・セクシュアルである。
当時のアメリカでさえ堂々とカミングアウトすることは多大なリスクを負う時代。
そんな中で有名女優であるジュディーが同性愛に理解を示し、
また彼女自身もそれを認めるという姿勢は、
同性愛コミュニティーに多大な影響を与えることとなった。

今日の同性愛コミュニティーでも
ドロシー(=ジュディ)のお友達とは
同性愛者を指す隠語として使われ、ジュディー自身がシンボルとして扱われている。
また、ジュディーが歌う『虹の彼方に(Over the Rainbow)』から
虹色が同性愛のシンボルカラーともなった。
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そ、そうだったのか・・・!
まさかオズの魔法使と同性愛のシンボルカラーがリンクしているとは夢にも思わなかった。
こういう自分のツボを突かれたトリビアに出くわした時は、
本当に目から滝のように鱗が流れ落ちる。


ちなみに。
アメリカのドラマ『The O.C』でミーシャ・バートン演じるマリッサが自分の母親を
西海岸の悪い魔女さん
と呼んでいたが、これはオズの魔法使の中の
西の魔女
から来ていたのだね。
知らなかったヨ・・・。
(字幕版では西海岸の悪い魔女さんだったけど、
吹き替え版ではどうなっているかはわかりません汗

タグ :映画

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Posted by りえぴゃん│Comments(2)その他
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この記事へのコメント
へええ〜そうなんだ!!
ビックリだね
Posted by もとこもとこ at 2010年03月31日 17:26
>もとこさん
ビックリだったー。
しかも西海岸の魔女の意味もわかったー(@_@)
Posted by りえぴゃんりえぴゃん at 2010年03月31日 21:52
 
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