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りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22

2010年11月22日 01:36
切り裂かれた少女の悲鳴がセントラルにこだまする。
蹂躙する力が過去と邂逅する時、
暴力の記憶が呼び覚まされる。
守りたい。
少年はそう思った。

スカーの告白により、ウィンリィの両親の死の真相が明らかになる。
幼い頃に見送ったあの2つの背中は、遠く遠く・・・もういない。
涙を流すのはエドとアルだけじゃない。
ウィンリィも超えなければならないものがある。
それをエドは守って生きたいと願う、そんなエピソードです。



ふたば第22話 遠くの背中のみどころ

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22

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りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #22
偶然通りがかった街の一角で、ウィンリィはエドの声を耳する。
「てめえを助けて、てめえが殺した医者夫婦に覚えはねえか!」
愕然とするウィンリィ。

とうさんとかあさんは殺された。
目の前にいる男、スカーに・・・。

憲兵の落とした拳銃を広い、スカーに狙いをさだめる。
この引き金を引けば、とうさんとかあさんの敵を討てる。
この引き金・・・
これさえ引けば・・・
この男は死ぬ・・・

今でも思い出す。
何度見送ったかわからない両親の背中。
今度もまたどこかの戦地へ行くのだと言う。
行ってほしくなかったけど、涙をこらえて見送った。
遠く、見えなくなるまで、二人の背中を。

「撃てないならこの場から立ち去れ!邪魔だ!」
エドはスカーを飛び越えてウィンリィの元へ駆け寄る。
身を挺してウィンリィを守るエドに、スカーは己をかばう兄の姿を重ねたのだった。
自分のしていることはまさにあの時の国家錬金術師ではないか・・・!
師父の言葉が蘇る。
「復讐は新たな復讐の芽を育てるだけだ」

アルの追撃で態勢をくずしたスカーは、いったんこの場を離れた。

スカーを撃てなかったウィンリィにエドは言う。
「おまえの手は人を殺す手じゃない。人を生かす手だ」

愛する人を殺された悔しさは筆舌に尽くしがたい。
地の果てまで追いかけてでも敵を討ちたいと思うのは、人間なら誰しもが持つ感情かもしれない。
しかしそれでは憎しみの連鎖は止まらない。
どこかで、誰かが、その手を止めなければ、負のループに捕らわれてしまうのだ。

決して簡単なことではないけれど。



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