猫キャバ！

去年・・・2008年の夏ごろだったでしょうか。
ある日ウチの敷地に、
ひょっこりアメリカンショートヘアもどきの猫が現れました。

初めてその猫を見つけたのは、１階の父の仕事場にいるＯオバチャン。
とっても人に慣れている猫が来てるよ
というオバチャンの側には、
アメショーのバッタもんみたいな大猫が座っていたのです。

その猫に近づくと、喉をゴロゴロ鳴らして足元にすり寄り、
私の指を舐めたり甘噛みしたり。
首輪こそしていないものの、
これは近所で飼われている猫だなと確信しました。

ところがこのバッタもん。
家に帰らず、いつの間にか
ウチの敷地でミケリンたちと寝食を共にする仲になっていったのです。

ちょっとぉ、アナタちゃんとおうちがあるんでしょう？
なんで帰らないの？
捨てられちゃったの？

１階で会うたびにそう声をかけていたんですがねぇ。
オバチャンいわく
初めて見た日には首輪が付いていたけど、翌日にはついてなかった
ということは、誰かが・・・飼い主が（？）
意図的に取り外した？



すっかりウチの敷地に住みついちゃったので
末の妹がシマちゃんと名付け
母やオバチャンが寝床の用意をしたりして
世話をしていました。

ところがこのシマちゃん（♂　年齢不詳）。
１階にいた野良っこたちを、一部を除き蹴散らしてしまったのです。
いつの間にやら１階にはシマちゃんを含め、
ほんの数匹しかいなくなってしまいました。
いなくなった子たちは１つ裏の通りに非難したらしく、
ほんの時たま見かける程度になってしまったのです。

シマちゃんめ・・・新参者のくせに（怒）

それまで１階にいた野良っこたちは、
家猫にはならなかったものの
母が子猫の時から世話をして可愛がっていた子や、
ミケリンの子、孫、曾孫などもいて
家猫同様にウチの大切な猫さんたちだったのです。

それを・・・それを・・・おのれ、シマちゃん～！

そんなこんなで初めてシマちゃんがウチに来て以来、
数ヶ月がたった頃。
あれだけボス面をして他の猫に威張り散らしていた
シマちゃんが忽然と姿を消したのです。

どこへ行ったんだ、シマちゃん！
本当の家に帰ったのか？
それともまさか猫寺を見つけたのか？
はたまた首輪の行方に関係があるのか？

謎が謎を呼ぶ次回に続く！（またかよ！）

申し訳ない・・・。サラッと書こうと努力しているのに、
どうしても前置きが長くなる私です・・・。

次の記事→2009年02月22日『シマシマのシマちゃん(2)』
関連記事→2009年02月10日『猫寺伝説』