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りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9

2010年11月17日 23:48
錬金術は物質を理解・分解・再構築する科学なり。
されど万能の技にはあらず。
無から有を生ずること能(あた)はず。
何かを得ようと欲すれば必ず同等の対価を支払うものなり。
これすなわち錬金術の基本、等価交換なり。
錬金術師に禁忌(きんき)あり。其(そ)は人体錬成なり。
これ何人(なんぴと)とも犯すことなかれ。


聞きたいことがあるのに言葉をためらう兄。
言葉によって惑わされ悩む弟。
何年も一緒に旅をしてきた仲の良い兄弟だが、兄も弟も聞き出せないことがある。
2人の間に存在する大きなわだかまりを溶いたのは少女の記憶。
「言葉」だけでは伝わらない。「行動」だけでも分からない。
どんな人間でも一度は問うであろう「言葉」と「行動」の意味に、エド、アル、ウィンリィが直面する。
敵と戦うだけではなく、兄弟の心の成長も描く良エピソードです。



ふたば第09話 創られた想いのみどころ

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9 セントラルにある軍病院。
武闘派錬金術師と呼ばれるエドは何かと負傷が多い。
氷結の錬金術師アイザック・マクドゥーガルとの戦い以来、2度目の入院である。
(参考→2010年11月15日『りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #1』)

なお、この病院にはのちにマスタング大佐、ハボック少尉、ホークアイ中尉らも入院することになる。
美人の看護士はいないっぽい・・・。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9 スカーに命を狙われているので宿で大人しくしているように言われていたにも関わらず、こっそり抜け出して第五研究所に忍び込んだエドとアル。
護衛をしていたマリア・ロス少尉に特大ビンタをお見舞いされる。

12歳で国家錬金術師になって以来3年間、兄弟は誰も信用せず、誰の力にも頼らず、自分たちで考え、計画し、行動してきた。
元々天才肌であったエドにとっては、時として大人を軽視しバカにすることもあっただろう。
ロス少尉はじめ、リゼンブールに一緒についてきてくれたアームストロング少佐や、国家錬金術師の道を開いてくれたマスタング大佐も、兄弟を何かと気にかけサポートしている。

「何でも自分たちだけでやろうとしないでまわりを頼りなさい! もっと大人を信用してくれてもいいじゃない」
ロス少尉の行動(ビンタ)と言葉のおかげで、エドは自分自身の身勝手さを思い知るのだった。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9
エドはリゼンブールにいるウィンリィに、機械鎧(オートメイル)の出張整備を頼む。
電話を切った後
ブロッシュ軍曹「彼女に電話?」
エド「誰が彼女かー!」

そしてまた
ヒューズ中佐「よお、エド!病室に女連れ込んで色ボケているって?」
エド「ただの機械鎧整備士だって!」
ヒューズ「ほぉ、整備士をたらしこんだか」
エド「ぬぁぁぁ!ああ言えばこう言うー!」

兄さん、腹から2度も出血が・・・汗
15歳と言えば彼女の一人くらいいてもおかしくないのだが。兄さん超奥手&シャイ。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9 セントラル駅に着いたウィンリィ。
迎えに来ているはずのアームストロング少佐を探しているその後ろ。
なんとエドとアルの錬金術&体術の師匠(せんせい)が!
趣味は旅行だそうで、旦那と一緒にセントラルを経由してどこかへ行くのか。はたまた家路に着くのか。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9
エドが自分の付け忘れた機械鎧のパーツのせいで大怪我を負ってしまったと思い込むウィンリィ。
しかし話を聞いてみるとどうやらエドはそれに気づいていないらしい。
「で、結果オーライ?」と思い直す黒ウィンリィ。

このパーツに関するエピソードは
第06話 希望の道
のラストからリンクしている。
(参考→2010年11月17日『りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #6』)

幼馴染のエド相手だからできるんだろうなあ。可愛いね、ウィンリィ。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9
人さらい再び。
セントラルでの宿をまだ決めていなかったウィンリィを、自宅に(なかば無理やり)誘うヒューズ。
シェスカをスカウトした時同様、その姿は本当に人さらいである・・・。
(参考→2010年11月17日『りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #7』)

子供&妻自慢が少々やっかいではあるが、面倒見が良く世話好きな男である。
いや、いい男だよね、ヒューズ中佐ってさ。

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9

りえぴゃんビジョン アニメ・鋼の錬金術師 #9
聞きたいことがあるのに言葉をためらうエド。
言葉によって惑わされ悩むアル。
聞いてしまったら今が壊れる。壊れるくらいならいっそ聞かないほうがいい。
そんな思いは人間なら老いも若きも男も女も、誰しもが1度は経験するものである。
ウィンリィの行動(スパナ攻撃)と言葉によって、再び兄を信じるアル。
病院の屋上での兄弟の組み手は、きっと彼らだけの「確認」の儀式だ。
迷ったら言葉をためらうな、触れ合うことをためらうな。

エドとアルはもう二度と迷わない。

そしてきっと兄さんは3度目の出血・・・(ぼそっ)



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